鏡の筆蹟

日誌

世界、日本社会

【世界構造】人口と同じ数の日々の思想と意志、実践が複合的な構造をなしている。

【日本社会の構造】発展と理念の実現。理念は瞬間において可能な最大限において実現されつつ、それが可能な最大限において未来へ向かう発展の条件ともなっていなくてはならない。

【社会問題の解決のための施策】それが問題であるのは、関係する人々の間に、悪をなしているからである。施策はこの弊害を是正するものでなくてはならない。

【二元論、三元論の仮象性】ヘラクレイトス的に全てが流動であるならば、原理はただ進歩の運動のみであって、右翼も保守も、固有の実体を持たない。善に対する悪も同じである。仮象しか持たない存在がその実体性を偽る時に、それを無に帰す事で、その仮象性を証明する所に、善の実体性すなわち永遠性と実践性、闘争性が存する。